【実録】ワンルーム物件の初期費用

新生活

一人暮らしを始めるにあたって、まず頭を悩ますことは「物件を借りるのっていくらかかるの?」じゃないでしょうか。

もちろんこの初期費用だけで一人暮らしをスタートできるかと言うとそうではありません。

新生活に必要な家電や家具の購入、引越するにあたっての費用など不安は尽きません。

今回は一人暮らしが初めてだという方向けに「ワンルーム」に特化した初期費用の実録公開をしたいと思います。

賃貸物件契約時に支払った明細

物件の詳細は以下の通りです。

木造2階建1階(庭付) / 6帖ワンルーム(約21㎡)トイレ風呂別
建築年月日 1997年3月 / 駅から徒歩25分(バス停まで徒歩3分)
CATV完備(ネット回線ともに無料)
保証金・敷金0円 
礼金0円 
4月分 家賃フリーレント4/10~(21日分)
4月分 共益費フリーレント4/10~(21日分)
5月分 家賃36,000円 
5月分 共益費3,000円 
4月分 駐車場代フリーレント4/10~(21日分)
5月分 駐車場代5,500円 
仲介手数料36,000円 
消費税3,600円 
駐車場手数料5,500円 
防虫消毒抗菌19,250円初回のみ
住宅火災保険17,000円2年
24時間サポート16,500円2年
賃貸保証料22,250円 
— 合計 —164,600円 

物件を借りるにあたって住みたい家の条件などを聞かれるのですが、「とにかく初期費用抑え目で!」と強調しました。

他にどうしても譲れない条件としてはこんな感じです。

  • 家賃は駐車場代合わせて4万円台(自家用車通勤のため必須)
  • 洗濯機置き場は室内(ドラム式洗濯機を譲り受けたばかりでしたので)
  • 20㎡以上は欲しい(昔5帖ワンルームに住んでいたけどさすがに手狭すぎたので)
  • エアコン完備(なくてはなりません!)

やっぱり初期費用は抑えたい

とにかく担当の方とは私のライフスタイルをわかって頂くためにたくさん話をしました。例えばこんな感じです。

  • 間取りの希望は問いません
  • 通勤には自家用車を使用するので駅からは遠くても大丈夫
  • 休日には家庭菜園をしたいので庭があったら最高
  • 街中より自然の多いところが好き
  • 外食より自炊
  • テレビ見るよりネットが好き
  • ユニットバスでも大丈夫
  • 今回の物件には2年くらい住む予定

保証金・敷金・礼金ゼロ、フリーレント

費用が抑えられたのは保証金・敷金・礼金がないことがやはり大きいです。

昔に比べるとこの3つの費用のかからない物件というのは増えているそうです。

退去時に現状回復のための費用はかかってしまいますが、ひとまず家を借りたいという方にはおすすめです。

半端な日にち分がフリーレントというのも、家主さんからすると「空き物件を早く埋めたい」という心情からきているとのこと。

それぐらい今は借りたい人より空き物件の方が多数で、特に築年数の経った物件や立地条件の悪い物件に多くみられるようです。

駅から遠いとやっぱり安い

同じ条件で最寄駅から歩いて5分という物件の家賃は55,000円でした。

約20,000円の差をどう考えるかは、やはり借主のライフスタイルによると思います。

私の場合は通勤に自家用車を使用するので交通機関を使うことはほぼありません。

駅チカなら買い物にも便利では?とも思いますが、スーパーやドラッグストアは郊外にもたくさん増えています。

特に今回借りた物件の近くにはこれらが多数あったため、駅が遠くても問題がありませんでした。

費用を抑えたいのであんまり無理は言わない

最初に挙げたどうしても譲れない条件の4つ以外は特に強く話しませんでした。

家庭菜園をしたいけどベランダでも出来ますよね!とか、自炊をするけれどワンルームって一口据え置きコンロだと思うので追加でIHコンロ買ってみます!とか、お風呂でゆっくりする習慣がないのでユニットバスでも問題ありません!とか。

費用を抑えるために悪条件となることに関しての自分なりの対策なんかもどんどん話しました。

すると担当の方もすごく親身になってくれて、できるだけ条件のいいところを探してくれました。

セキュリティの事なんか一切考えていませんでしたが、女性の一人暮らしということでオートロック付。

浴室の排水溝を隠すフタが付いてないけれど(ネットで買えば1,000円程度で解決できる!)、トイレと浴室は別。

庭はコンクリだけど1帖ほどの広さがありました。

CATVが常設してあって、ネット回線の使用料が無料というおまけまで付いてきました。

担当の方と話をたくさんして、これからリセット人生がんばっていきたい!という意気込みを汲んでいただくことが出来たのはありがたかったです。

実際に住んでみて

とっても満足しています。

とにかく自分の欲しい条件と妥協できる悪条件への対応策を下準備して、不動産屋さんに挑んだことが功を奏しました。

手数料や保証料をカットすることは難しいですが、担当の方とのコミュニケーションでそれ以上の得をすることがあるはずなので是非いろいろな話をしてみてください。

自分の生活の見直しにも想像力をたくさん働かせることはその後の新生活にとってもいいことばかりでした!

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